しっかり染まるヘアカラー

白髪染めには大きく分けて3タイプの種類があります。そのなかで、最も一般的でドラックストアなのでも頻繁に見かけるものが、「ヘアカラー」に分類される商品です。

ヘアカラー商品の大半は、液体やクリーム状などの染毛剤が、1剤と2剤に分けられており、その2つを混ぜて使用します。
1剤には髪の毛を染める染料が入っており、2剤には髪の毛の色を抜く過酸化水素水が入っており、混ぜ合わせることで染毛剤ができあがります。
ヘアカラーの染毛剤は、髪の表面を覆うキューティクルを開かせ、そこから髪の内部に侵入し、一度髪の毛の色素を抜いてから、染める色を着色させていきます。
髪の内側からしっかりと染めるため、色落ちもせず、一度染めると、新しく髪が伸びてくるまでは染め直す必要がありません。

しかし、キューティクルを開かせるため、髪がパサパサになってしまうことが多く、また刺激が強いために肌の敏感な方は、頭皮が荒れたり、痛みや痒みを伴うこともあります。

また、染毛中や、染毛後に、しばらく残る白髪染め特有のツンとしたにおいが苦手な方もいます。


髪と地肌のためにはヘアマニキュア

ヘアカラーとは異なり、髪の外側だけを染める商品が、「ヘアマニキュア」です。
ヘアマニキュアは1剤と2剤のように、染毛剤を混ぜ合わせて作る必要がありません。
ヘアマニキュアは、ヘアカラーのように、キューティクルを開かせて、髪の内側の色を脱色するはたらきが行われません。

ヘアカラーとの大きな違いは、ヘアマニキュアは、髪のキューティクルを守りつつ、髪の表面だけを染めていきます。
そのため、毎日のシャンプーやブラッシングで少しずつ色が落ちてしまいますが、髪が傷む心配は少なく、逆に表面をコーティングしてくれるので、髪に潤いやツヤが出てきます。
また、ヘアカラーのように、刺激の強い成分を使用していないため、敏感肌の方でも安心して使用することができます。

さらに、ヘアカラーのような白髪染め特有のにおいも発生させないため、外出前や就寝前でも染めることができ、大きな魅力の一つとなっています。


一時的に黒くしたい場合

特定の時間だけ髪の色を黒くしたい場合は、スプレータイプやスティックタイプの商品で、髪を一時的に黒く見せる方法もあります。

ただし、ヘアカラーやヘアマニキュアとは違い、髪を染めるわけではなく、表面に色を塗っているだけなので、シャンプーで洗い流せば、すぐに色が落ちてしまいます。
髪の色をある程度、持続させたい人には不向きですが、髪や頭皮には負担がないため、決まった時間だけ黒く見せたい人が、メイク感覚で使用する分にはお勧めできます。